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2019年02月12日

足利の傷害致死事件で初公判

去年6月、足利市でカンボジア人の男性が刃物で刺され、その後、死亡した事件で、傷害致死の罪に問われたスリランカ人の男の裁判員裁判の初公判が12日、宇都宮地方裁判所で開かれ、男は起訴状の内容をおおむね認めました。

この事件は去年6月24日の午前2時過ぎ、足利市大前町のアパートで部屋に訪ねてきたカンボジア人の男性=当時30歳の右太ももを刃物で1回刺して、その後、出血性ショックで死亡させたとして、スリランカ人で工員のジャヤシンハ・アラッチラゲ・プラサード・チンタカ被告34歳が傷害致死の罪に問われているものです。

12日の初公判で、チンタカ被告は「殺そうと思ってやったことではない」などと述べ起訴状の内容をおおむね認めた上で弁護側が「不法に侵入してきたカンボジア人の男らに暴行を受けて、身を守るために包丁を振り下ろした」と述べ、正当防衛が成立すると無罪を主張しました。

また、検察側は「被害者らが被告人の部屋に入った後、被告人らに暴力を振るうことはなかった」と指摘しました。

チンタカ被告の判決は、今月28日に言い渡される予定です。
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