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2017年10月30日

今市事件の控訴審で弁護検察双方の証人が対立

旧今市市・現在の日光市の小1女児殺害事件で殺人罪に問われ、一審で無期懲役の判決を受けた勝又拓哉被告35歳の控訴審第2回公判は、30日午後も東京高等裁判所で法医学者の証人尋問が続きました。

検察側証人として出廷した東京医科歯科大学の上村公一教授は「自白内容と遺体の状況に矛盾はない」と証言しました。

弁護側証人の東京医科大学の吉田謙一教授は午前中の尋問で「矛盾がある」と証言しており、遺体の解剖所見を巡って専門家の見解が対立しました。

勝又被告は捜査段階の自白で「女の子を刺していたのは6、7秒の間だった」と供述していますが、吉田教授は遺体に傷が複数あり、傷ごとに刃物の向きが異なるため、自白は遺体の状況と整合しない可能性を指摘しました。

一方、上村教授は「刃物の向きは断定できない」と述べ、吉田教授の見解を否定しました。

東京高裁は次回12月11日の公判も2人の教授の尋問を続ける予定です。
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