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2024年04月17日

那須の焼損遺体1人は女性か

那須町の河川敷で16日、焼けて損傷した2人の遺体が見つかった事件で、身元不明となっている1人が女性用のブーツを履いていたとみられることが17日、通報した男性の話で分かりました。

近くにはガソリンを入れる赤い携行缶があり、血の痕のようなものや遺体を引きずったような跡が残っていたことも判明しました。

県警捜査第1課と那須塩原警察署によりますと、1人は住所、職業不詳の55歳の男性で、もう1人は性別も分かっていません。

県警は2人を車などで現場に運び、遺棄した後に火を付けた可能性があるとみて、死体遺棄事件として捜査しています。

捜査関係者らによりますと、遺体は結束バンドで手足が縛られ、顔には黄色い袋のようなものをかぶせられて、その上に粘着テープが巻かれていたということです。

通報した男性は地元の森林組合の所属で、16日早朝に遺体を発見した知人からの連絡で、現場に駆け付けました。

男性によりますと、2人は十字に重なり、男性の遺体はあおむけで右手の甲から血がにじみ出て、腹のあたりから高さおよそ30センチの炎が上がっていたということです。
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