宇都宮市の女性が、現金210万円をだまし取られと24日、宇都宮東警察署に届け出ました。

警察によりますと、宇都宮市に住む76歳の女性のところに、２月12日から複数回、総務省や警察官を名乗る男から、「あなたの個人情報が漏れて悪用されている」「マネーロンダリングの調査をするため、銀行に預けているお金をおろして宅配便で送ってもらいたい」などと
電話があったということです。

これを信じた女性は２月18日、相手が指定した住所に、運送会社から現金210万円を送ってだまし取られ、その後、相手と連絡が取れなくなった女性が警察に連絡して被害に気づいたということです。

警察では、「マネーロンダリングの調査のため、銀行に預けてある預金をおろしてほしい」
などの電話は全て詐欺なので、不審な電話があった場合は、家族や警察に相談するよう呼び掛けています。